今回の単行本は、4話構成の連作が1本と短編系の作品2本等が収録さ
れており―。

出来上がった本の内容に重大なミスがある事を発見し、取引相手の会
社の会長をしている男性の下に、この手のトラブルの扱いに長けた男
性社員と共に謝罪に訪れた女性だったが。相手が不在という事で、出
直す事になるも？一緒に泊まったホテルで謝罪協力の為にある行為を
求められて—。
「篠宮さんの憂鬱」





家族で海に訪れた人妻だったが、夫がお酒を飲み過ぎて車で帰れなく
なった事から、夫が昼間お世話になった（？）海の家兼民宿に泊まる
事になるものの。その宿のオーナーという男性は、彼女に目を付けて
いて？
「志津香の海」





あるハプニングをきっかけに出会った男性と恋に落ち、結婚して人妻
となった女性、夫と出会った場所で同じようなハプニングに見舞われ
る中、夫と同じような行動をして川に落ちてしまった見知らぬ男性に
対し—。

責任を感じて家に上げてしまう彼女だったが。夫とは異なり傍若無人
に振る舞う男性に困惑するも、彼の無理やりな行動を抑えることが出
来ずに、流されるままに身体を許してしまい、激しく犯される事にな
るのだが。

何事も無かったように振る舞いながら、帰って来た夫と身体を重ねる
も、全くスッキリ出来ずに悶々とした日々に悩まされていた彼女が、
例の男性と再び会うことに！？4話構成の連作。
「川の冷たさは春の訪れ」～起春/承春/転春/結
春














—という以上の3つの作品で構成された本作は。

ふんわりとした肉感で表現された、ボリュームのあるおっぱいやお尻
だったり、ムチムチとした太もも及び下半身等が印象的な豊満なボディ
を持つ人妻が。

彼女達を狙う男性達から、断れない状況に追い込まれて身体を許す羽
目になったり、レイプのような（？）かなり強引な手段や方法で行為
に持ち込まれると同時に激しく犯されてしまう上に。

何度も行為を迫られる等して、容赦なく快感を刻み込まれてしまい、
その男性との行為でしか満足出来なくなり、寝取り魔男性色に染まっ
て快楽堕ちしちゃうような—。

ダークでインモラルな不貞関係及びネトラレ展開を描いたお話で占め
られている等。

作品のジャンル的に、色々と人を選ぶというより、万人向けとは言い
難い印象を受ける今回の単行本ではあります—が？










収録作品の全てが重くシリアスとい
った訳ではなく。

コメディ的な要素のあるお話もあっ
たりや—。

登場する奥様達は、清楚でお淑やか
なイメージとは裏腹に、結構性欲が
強かったりや中々にスケベなところ
もあって。

エロス場面では、夫婦の営みでは味
わう事が出来ない？激しいエロスプ
レイに対して

大変に気持ちよさそうな表情を浮か
べたり、楽しむような感じで行為に
興じるような場面もある事から。

思ったより厳しい印象は受けない上
に、物語的に色々とハードな分。

実用性に優れた、大変に満足できる
単行本になっているので、この手の
ジャンルに抵抗がなければ是非♪
（ヒロインの奥様達って、パッと見だったり日常の場面では？清楚な
貞淑妻のような印象ながら、Hプレイでは結構エロエロというか、スケ
ベちっくなキャラとなって乱れ舞う姿が堪らないんですよね）