菊月太朗氏の成年単行本「春衡伯爵家の事情」
を購入したので感想を書きたいと思います。

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単行本の内容は、時代は明治中期―。春衡家の殿様(当主)の趣味を
全面に推し出して建築された西洋風のお屋敷でご奉公に務める、当時
はとても珍しいメイド姿をした多数の女中達が務めていたのだが。

仕えている春衡家の男性に密かに想いを寄せていた女中が、彼を想っ
て自慰行為に耽っていた姿を見られてしまうものの。同じ気持ちだと
言われてプロポーズされてしまうお話を始め―。

周りからは素晴らしい人物だと慕われ尊敬されている春衡家嫡男の男
性が、借金のカタのような形で引き取られた女性が。若奥様として彼
を支えていた一方で、女中の様に働かされたり主従的な行為で弄ばれ
てしまう物語に

これまで一人の女性のみを愛する事が無かった当主の男性が、配膳等
の仕事を行っている女中に手を出すも、他の女中とは異なり?厭そう
な表情や態度を取る彼女の姿に、恋愛感情のようなモノが目覚めて猛
アタックするお話や。

当主から元服の義を命じられた春衡家八男の男子が、儀式について古
臭い行為だと不満を漏らしていたところ、仕えていた年上の女中に儀
式に必要な行為の知識を深める為、エロス的な行為を求められて戸惑
うも、彼女も初めてなのに一生懸命に頑張る姿を見て?ある告白をす
るお話に。

時は流れて現代―。有名な春衡家の男性との婚約が決まった良家のお
嬢様が、相手のことを調べようとお付きのメイドと共にメイドに変身
して潜入するも、いきなりのご対面&エロス行為という予想外過ぎる
展開になってしまうエピソードの他―。

番外編やエピローグ系のショート作品を交えつつ、個性豊かな(豊か
過ぎる?)な春衡家の男性達と、身分を越えての恋愛関係や男女的な
行為を繰り広げるというお話を

物語に主人公やヒロインが異なる群像劇風のオムニバス構成で表現し
た長編作「春衡伯爵家の事情」本編4話/令和編/
「春衡伯爵家のコルセット事情」「産養」


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(当主様をバカ殿呼ばわりするのも分かる様な気がw)
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ーという以上の7本のエピソードで構成された長編作を収録した本作は。

同人作品として一般向きの漫画や小説に加え、本作の成年向きの漫画
といった複数の形態で展開する長編作品の中から、18禁向けの要素が
あるコミック部分を一冊にまとめた商業単行本となるのですが。

伯爵家の当主やご子息である男性達が、ご奉公に務める女中達と身分
を越えて、恋愛関係や男女の仲に発展して行く姿を、コミカルなコメ
ディ要素を交えて描かれるラブコメタイプの作品で構成されていたり。

エロスシーンの中には、オシオキと称してムチや拘束具等を使用して
相手の女性を激しく責め立てるSMを彷彿する過激な描写のあるプレイ
行為等も登場するものの?

相思相愛の関係で繰り広げられる甘い雰囲気が漂う和姦や純愛系のシ
チュエーションやエロスプレイが多くを占めていることもあり、明る
く楽しい雰囲気で楽しめる単行本になっているのですが。

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当主の趣味もあって(笑)登場する
女性達がメイド姿だったり。

舞台が西洋風のお屋敷といった近代
的な部分と、時代が明治中期という
ことで

江戸時代の名残のある特徴的な単語
や文章に加え、仕事場の風景など。

近代化途中の二つの時代が混ざり合
った事細かな描写や設定で表現され
る世界観が印象的ながら?

一部に、時代劇で使われるような聞
きなれない単語もあるものの。

お話は特に難しい感じではなく、個
性的&魅力のあるメイドさん達との
恋愛劇を甘くえっちに楽しめる単行
本になっているのでおススメという
か。

当主がお殿様と呼ばれているのが?
なんか可愛くて良いんですよねw♪
(一夫多妻制が良いと思っていた当主が一人の女性を愛することに
目覚める展開が、春衡伯爵家の時代が動いたというか?文明開化っ
ぽい感じで面白いというかw好きな展開だったりするんですよね。)